株式会社ミラテック

印刷会社・ノベルティ・文具archive(アーカイブ)

vol.40 校正チェックリスト(01~08)

2014/12/18


校正チェックリスト(01~08)

 印刷物の制作過程において「校正」はお客様がもっともストレスを感じられる作業なのではないでしょうか。「校正」はお作りになる情報が正しいか、誤字脱字が無いか、デザインが適切かなど、様々な視点から進められます。また、掲載されるコンテンツが合法であるかなど、企業や組織の社会的責任という観点も校正作業においては重要な要素となります。こうして考えてみますと「校正」という作業は大変責任がある仕事であると同時に、知識・経験と共に、責任ある立場の人が管理すべきものであると言えます。本誌では私たちが平素経験している「校正のトラブル」についてピックアップしてまいりたいと思います。みなさまの情報発信のお役にたてていただければ幸いでございます。


01背文字のタイトルや年号、号数の更新、本文との整合性、背文字の高さ(文字の位置)

 表紙と同じく、本文と比較して年号やタイトル、英文のスペルチェックなども忘れられやすい。また、背文字の高さが毎号合っていないケースが大変多い。このような問題は実際に本棚などに並べられて初めて気が付く。

合っていますか? 毎年チェックしていますか?

02目次のタイトルやページ数など、本文との整合性

 目次と本文のタイトルが異なる、校正が進む過程でページが変化している。

出来事 30 できごと 32

03奥付は最新号として更新されているか

 本文の校正に気を取られ、放置されることが多い。多くのトラブルは前回のものがそのまま使用されるケース。

発行日 年号 変更はないか

04人名の原稿・変換ミス


 これらは変換ミスだけではなく、原稿制作の段階で見落とされていることが大変多い。人名については細心の注意を払い、特に手書きの原稿は読みにくい場合が多いので、一文字づつチェックすることが重要である。人名は間違うと大きなトラブルになるケースもある。

同じ人物の名前が複数あり、原稿担当者が違う場合に発生する。

05見聞きの左右が合っているかどうか

 表などのデータが修正の過程で2ページにわたる見聞きの左右で段がずれることがある。校正では修正個所だけしか確認しないことが多く、気が付きにくい。

この場合、表の2段目で行の増減があったケース。2段目も3段目も合わなくなる。

06スペルチェックはできているか

 英文など外国語についてはスペルチェックが重要。難しい部分よりもタイトルや、カレンダーの月・曜日など「間違っているはずがない部分」のスペルミスが多く、何年も気づかれず放置されているケースもある。


07インデックスのチェック

 インデックスのタイトルが本文や目次と合っていないケースがある。表紙、背文字、目次と同様に整合性をチェックする。

制版 製版

08原稿の二重化、原稿の入稿状況、修正過程を把握しておく

 例えば、一つの原稿が数回にわたり修正を繰り返して入稿したケースでは誤って最新ではない原稿を使用してしまうミスが起こる。また校正に対して赤ペンなどで手書き修正がくわえられている最中に、元データに修正を加えて再度入稿した場合には再入稿したデータが最新と思われてしまい、赤ペンでの修正部分が忘れられてしまう事がある。



(つづく)


この記事はミラテックマンスリーリポートvol.7より抜粋しています。